「発達障害啓発マンガ」をご存じですか

 

 「ことばとこころの教室 カナデル つくば教室」 を今春開設する NPO法人 発達はじめの一歩 理事長の染川です。
発達障害啓発マンガ「ヒトはそれを『発達障害』と名づけました」をご存じでしょうか。NPO法人 発達わんぱく会のスタッフの方から教えて頂き、大変興味深い内容だったので作者の方にお話を聞かせて頂きました。
 作者は筑波大学DACセンター広報担当のダックスさん。筑波大学の佐々木銀河准教授のご紹介でオンライン面談させて頂きました。ダックスさんは教職員や学生、一般の方々へ発達障害に関する理解・啓発を目的として「ヒトはそれを『発達障害』と名づけました」を制作したそうです。定期的にSNSへアップし、自由に複製・印刷・再配布・改変もオッケーなので、より多くの方々に活用して頂くことが出来ます。また、マンガなので子どもから大人までとても理解しやすくなっているので、親子で一緒に読むこともおススメだそうです。(末尾のURLリンクからご覧ください)
 佐々木先生から、2019年に発足した筑波大学ダイバーシティ・アクセシビリティ・キャリアセンター 発達障害学生支援(RADD)プロジェクトについてのお話も伺いました。つくばから全国に発達障害に関する発信が数多くされていることを教えて頂きました。印象的だったのは、「これが得意」「これが苦手」というセルフアドボケイト(=自分で言う力)が将来の就職活動などで大切になるとおっしゃられたことです。企業のマネジメント層に対しても「強み」「弱み」を知るトレーニングが取り入れられていますが、まさにセルフアドボケイトだと思いました。
 貴重なお時間を頂きました佐々木先生、ダックスさん、ありがとうございました。

【筑波大学ダイバーシティ・アクセシビリティ・キャリアセンター 発達障害学生支援(RADD)プロジェクト】
 https://dac.tsukuba.ac.jp/radd/joint-base/manga/