SST理論について

「ことばとこころの教室 カナデル つくば教室」 を今春開設する NPO法人 発達はじめの一歩 理事長の染川です。
こども発達支援研究会 主催のオンラインセミナー「SST理論と現場での支援実践」を受講しました。講師は前田智行氏で土曜日の21時スタートにも関わらず、約140名の方々が参加されていました。発達障害を持つ子どもに対するSST(ソーシャルスキルトレーニング)は、遊びながら社会性に必要な力を身に付けるという一方で、言語障害のある子どもには難しいという点から、療育現場での実践は苦慮することが多いようです。少人数プログラムでの療育により言語能力が向上していくことで、子どもたちは相手の気持ちが分かるようになっていき、SSTが効果を発揮していきます。アメリカで活用されているで「モチベーションへのアプローチ」も取り入れながら、療育の幅を増やしていくことで、子どもたちの未来を変えていく一歩に繋がると感じました。カナデルではこのような理論をどんどん取り入れ、実践することで子どもたちの支援に繋げていきたいと思います。